ふるさと市原に輝く人物コーナー第１４回は、激動の明治時代、房総の梅ヶ瀬に理想郷建設の夢を追い求めた漢学者「日高誠實（ひだかのぶざね）」を取り上げます。
　今回は、当館所蔵の関連する本や雑誌のほか、千葉県立中央図書館所蔵の文書などの資料も展示しています。また、誠實の書、梅ヶ瀬や養老渓谷の写真、持ち帰り可能な小湊鉄道のチラシ・リーフレットもある関連資料展（２階視聴覚ホール、３月４日（日）まで）も開催中です。

■展示期間　平成３０年２月７日（水）-３月２９日（木）開館時間中、閲覧自由
■展示場所
 １階 記念展示架、郷土・行政資料展示コーナー「ふるさと市原に輝く人物コーナー」
 ２階 展示ケース（２階は１７時まで）
■関連資料展　３月４日（日）まで　２階視聴覚ホール
　書、水墨画、写真、加茂公民館「日高誠実コーナー」資料、
　小湊鉄道のチラシ・リーフレット※持ち帰り可
※　期間中休館日　月曜日・２月２８日（水）
■小湊鐵道㈱との共催行事
特別講演会『時代状況から見た日高誠實』
講師 田口 佳史（たぐち よしふみ）氏
日時 平成３０年３月３日（土）午前１０時～１１時３０分
場所 勤労会館（you ホール）
中央図書館の窓口か電話（0436-23-4946）で事前申込み
無料　先着１５０名

講演会について詳しくはコチラをご覧ください。
小湊鉄道鐵道部Facebookページ

【日高　誠實　（ひだか　のぶざね）】
1836年（天保７年）２月２９日－1915年（大正４年）８月２４日。
漢学者。
日向国高鍋藩美々津（みみつ：現在の宮崎県日向市）に藩士の子として生まれる。
明治元年、藩校明倫堂の教授となり、維新後は陸軍省に働く。５０歳で公務を退き、市原市梅ヶ瀬に私塾梅瀬書堂を開設する。養魚・梅林などによる殖産興業に取組む。