ふるさと市原に輝く人物コーナー第10回は、旧菊間藩士・手島精一を取り上げます。
　嘉永２年11月28日（1850年1月11日）に生まれ、明治３年アメリカへの留学、岩倉具視使節団の通訳を務め、後にパリやフィラデルフィア万博にも出張しました。
　教育博物館（現在の国立科学博物館）、東京職工学校（現在の東京工業大学）校長を歴任し、工業教育の父とも呼ばれています。
　また、海外から点字機器を持ち帰り、それが石川倉次の日本点字へとつながっています。
　手島精一が筆写した「明親館洋学局同社の童生に授る覚」や東京工業大学博物館にある教育博物館長や東京職工学校長の辞令（複製）などを展示しています。

展示場所：１階郷土・行政資料展示コーナー、２階展示ケース
展示期間：平成29年7月27日（木）まで